マツバ技研工業では、長年の真空成型・圧空成型の技術と準クリーンルームの設置などで、衛生機器のパッケージなどの容器の製造ラインを保有しております。技術と衛生的でフレキシブルな製造ラインの設計力などを駆使し、新型コロナウイルスの感染拡大防止に役立つ製品を開発しました。
真空成型によるフェイスシールドは、初期リリースから改良を重ね廉価で安定的な供給が可能であり、医療関係先をはじめ多くのユーザー様から高評価をいただいております。第2弾として、ジョイント可能な自立シールドパーティションをリリースしました。透明性を確保するため、A-PETを採用しています。

真空成型による「新しい生活様式」に対応

真空成型は、熱可塑性樹脂(適度な温度に加熱すると軟化して可塑性をもち、冷却すると固化する樹脂)のシートを成型する方法ですが、金型を工夫することによるある程度複雑な形状を成型することが可能で、かつ、廉価に製造できます。また、用いる樹脂を工夫することにより強度や透明度などを確保することが可能です。マツバ技研工業では、食品容器や医療容器を製造しており、衛生的な製造ラインを保有しております。まず、2製品の開発を行いリリースいたしました。

フェイスシールド/ シールドパーティション

シールドパーティション M-2022 【意匠登録出願済】

本製品の特徴の一つは、透明性を確保するため(A-PETを素材として採用しました。
先行リリースしましたフェイスシールドと同様に、新型コロナウイルス飛沫感染防止のために有用な製品です。
真空成型よる成型のため、軽量で持ち運びが簡単です。
製品はL字型となっており、二つをジョインすることによりコの字となります。ジョイントを想定し、はめ込み式で設計しておりますので、簡単に結合することができます。
使用環境により自由なアレンジが可能です(ハサミでの切断も可能です)。 単品のL字型、連結のコの字型でも製品だけで自立します。クラフトテープなどで底部固定することも可能です。
材質のA-PET(Amorphous "アモルファス"-PET)は、結晶化速度が遅いという特徴があり、急冷却することにより結晶構造が現れないために、透明度を高くすることが可能です。
形状も弊社の金型設計力により薄く軽量で透明度が高い割に、しっかりとしたつくりとなっています。
さらに、真空成型のため低コストで生産でき廉価で供給することが可能です。

意匠登録 M-2020 M-2022
パーティション 意匠登録
想定される利用環境

受付フロント、事務所、飲食店、総合病院、受付カウンター、セミナー、講演、 カルチャーセンター、ディスク、面談接客、カラオケボックス、大衆食堂、 百貨店、老人ホーム、量販店。銀行の受付、コンビニ、医療施設,ファミリーレストラン、

シールドパーティション
シールドパーティション
■サイズ仕様 単位:mm
L字型 横幅430×奥行き430×高さ530
コの字 横幅810×奥行き430×高さ530